かわまちづくりと境川公園
市内の早咲きの河津桜もほころび始め、春が近づいています。散歩が心地よい季節となってきました。
浦安市の中心を流れる境川は、市民生活に潤いを与える場、まちのにぎわいを創出する場としての可能性を持っています。
境川の新橋から東水門の区間は千葉県の護岸改修と併せ修景整備が完了していますが、そのほかの区間については修景整備が未着手となっており、今後は、「整備する」という視点とともに、河川空間を「使う」という視点が重要となってきます。
こうしたことから、市では、県や地域住民、利活用団体の皆さんとの対話を重ね、国の「かわまちづくり支援制度」に登録し、利活用に向けて事業を進めていくこととし、先行的に境川公園とその周辺の整備を進めています。
境川公園と聞いてもよく分からない方も多いと思いますが、さくら通り沿いにある、東野小学校の向かい側の三角地の公園が境川公園です。
これまでもベンチなどはありましたが、うっそうとした木々が生い茂り、公園としてほとんど活用されておらず、防犯面でも問題となっていました。
このため、必要のない木を伐採し、ウッドデッキなどを配し、河川空間と融合した明るい空間を創出するための整備を進めています。併せて、河川管理用通路を、境川排水機場内を通り東水門脇までつなぐ遊歩道として整備しています。
川面を眺望できる空間となる新しい境川公園と川沿いの遊歩道を、市民の皆さんの憩いの場として活用していただきたいと思います。
今後も、市民の皆さんのご意見をいただきながら「かわまちづくり」を進め、にぎわいと潤いのある境川の水辺空間を創出してまいります。
浦安市長 内田悦嗣
(広報うらやすナンバー1237 2024年3月1日号に掲載)
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