行事の判断へのご理解を
市民の皆様には、感染防止対策にご協力いただきありがとうございます。
浦安市の新規感染者数は、第6波では1日200人を超える日もありましたが、現在は直近7日間平均で1日30人程度まで減少しています。
新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから約2年半が経過しました。この間、市民の皆様の暮らしにも大きな影響があり、本市では観光業をはじめ、経済面でも大きな影響が出ています。
特に、学校、幼稚園、保育園などの臨時休校・休園や、行事の中止などは、子どもたちの成長にも大きな影響を及ぼしました。その一方で学校へのタブレット端末の配備が進むなど、教育環境維持のために進んだ施策もありました。
新型コロナウイルスの新規感染を無くす、いわゆるゼロコロナを目指すことは、現時点では現実的ではなく、新規感染者数を一定の水準に抑えながら、日常生活を送っていくというウィズコロナを目指すことが私たちにとって現実的であると考えます。
約2年半にわたるコロナ禍で試行錯誤を繰り返す中、私たちは多くの教訓と対応策を学んできました。
今後、これらの知見を生かしながら対応をしていくことが、日常生活を取り戻すために必要であると考えます。
一気に以前の生活様式に戻せば、また感染は急拡大していくおそれがあります。誰もが感染リスクを考えた行動のもと、以前の生活に近づけていく努力をする場面にさしかかっていると思います。
これから、市や各種団体、自治会などが多くの行事を主催する夏を迎えます。
感染対策を実施しながらの開催、あるいは感染リスクを考えた延期・中止など、行事に関してさまざまな判断が行われると思いますが、市民の皆様には、判断の根底にある感染抑制と日常生活の両立に対して、ご理解をいただきますようお願いします。
浦安市長 内田悦嗣
（広報うらやすナンバー1195 2022年6月1日号に掲載）
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