首都高速道路舞浜入口の移管に向けて
今年も残すところあと1カ月。落ち着いてきていた新型コロナウイルスですが、このところ感染が拡大しており、市民の皆さまには、基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。
浦安市内を縦断する首都高速道路湾岸線は、首都圏の物流の大動脈として大きな役割を果たしており、市内には高速道路への入り口が2カ所、出口が1カ所設置されています。
舞浜入口(舞浜連結路)については、平成13年の東京ディズニーシー(R)の開園に合わせ、渋滞緩和のための暫定施設として浦安市が整備し、現在でも市が管理を行っています。こうした例は全国でもまれです。
あまり知られていませんが、湾岸線の浦安市部分は国道ではなく千葉県道であり、千葉県からの委任を受けた首都高速道路株式会社が管理を行っています。舞浜入口も、こうした本来のかたちで管理をするべきです。
市道幹線6号から合流部分まで883メートルと距離は短いのですが、高速道路と同様の水準で管理しなければなりません。開通から21年間に浦安市が舞浜入口の管理や工事にかけた経費は約1.5億円に上っており、今後、管理費に加えて、舗装や電気設備、橋りょう部などの改修工事を行う場合、さらに多額の費用を要するものと想定されます。
こうしたことから、市としては、これまでこの舞浜入口について、浦安入口や千鳥町入口と同様に千葉県道に認定、首都高速道路株式会社が管理という本来のかたちへ移管するよう、関係機関に要望を重ねてきました。
その結果、本年11月に関係機関による舞浜地域交通処理検討会が開催され、舞浜入口の恒久施設としての必要性が確認され、移管に向けた具体的な協議が開始されました。今後、早期に本来のかたちでの管理となるよう移管の協議を進めてまいります。
市民の皆さまをはじめ浦安市にとって、迎えます令和5年が輝かしい年となるよう、引き続き市政へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
浦安市長 内田悦嗣
(広報うらやすナンバー1207 2022年12月1日号に掲載)
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