電話局の役割
固定電話から携帯電話へ、そしてスマートフォンへと通信機器の発達は目覚ましいものがあり、スマートフォン1台でさまざまな支払いや手続き、口座管理、チケット予約など多くのことが可能となる社会が到来しました。
こうした市民の暮らしを支える情報通信施設が、富岡一丁目の境川沿いにあるNTT東日本の電話局です。この電話局は、今から52年前の昭和47(1972)年に、電話加入の急速な増加に対応するため、市川電話局の分局として現在の場所に設置されました。昭和58(1983)年には市内の電話契約や料金支払いなどの営業窓口が設置され、経営効率化などで営業所の統廃合が行われる平成14(2002)年までは、窓口業務が行われていました。
窓口利用がなくなってから22年が経過し、市民の中には「電話局ってあったの」という方もいると思いますが、この電話局は市民の暮らしになくてはならない存在です。
建物の上部には、長距離間を結ぶ中継アンテナや携帯電話などのアンテナが搭載されているほか、建物内部には通信に必要な機器が設置されており、平時における市内の良好な通信網の確保のための施設となっています。また、浦安市とNTT東日本は、災害時に協力することとしており、緊急の通信網の確保やほかの電気通信事業者および防災行政無線との連携を行うこと、移動電源車やポータブル衛星車の派遣など、必要な役割を担ってもらうこととなっています。
市では、各種手続きの電子申請をはじめ、あらゆる分野で電子化を進めるとともに、利便性の確保や災害時対応のため、引き続き通信事業者など関係機関と連携してまいります。
浦安市長 内田悦嗣
(広報うらやすナンバー1245 2024年7月1日号に掲載)
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