オンサイト貯留による雨水排水対策
コロナ禍はいまだ先が見通せない状況が続いておりますが、引き続き、感染予防のため基本的な対策の徹底をお願いいたします。
また、厳しい残暑も予想される中、併せて熱中症にも十分お気を付けください。
秋は台風到来のシーズンです。
近年、地球温暖化の影響もあり、台風の大型化、ゲリラ豪雨、線状降水帯の発生など、大雨が降りやすい状況となっており、地盤の低い本市においてはより強い対策を進めていく必要があります。
市では、1時間当たり50mm の降水量に対応するため、これまで雨水管やポンプ場の整備を進めてきており、加えて、宅地開発事業等に関する条例において、300平方メートル以上の開発を行う際に雨水貯留施設を整備することを義務付け、降雨時の雨水管への負荷を軽減するための対策をお願いしています。
今後、これまで以上の大雨が発生することを想定し、排水能力向上のための雨水管の入れ替えやポンプ場の建て替えなども行っていきますが、早期に抜本的な対策を進めていくことは、費用や整備の時間などの問題があります。
このため、緊急的な対策について検討を行った結果、公園や学校の校庭などの公共用地を使って雨水貯留を行うオンサイト貯留と、道路下への雨水貯留管の整備を進めていくこととしました。
オンサイト貯留とは、雨水が雨水管へ一気に流入するのを抑えるために、雨水を貯めておく貯留施設のことです。東野パティオ前の広場ですでに整備を行っており、こうしたオンサイト貯留を推進していくことにより、公共用地を活用して大雨などによる雨水の排水を抑制していくことが可能になります。
風水害に関して、市としても必要かつ迅速な情報提供を行っていきますので、市民の皆様には、日頃の備えと万が一の際の冷静な行動をお願いいたします。
浦安市長 内田悦嗣
(広報うらやすナンバー1201 2022年9月1日号に掲載)
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