地域とともにある学校

コミュニティ・スクールのイメージ

暑い日が続いています。熱中症警戒アラートが発表された際には、涼しい環境で過ごすことやこまめな水分補給など、熱中症予防行動の徹底をお願いいたします。

本市では、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化していく中、未来を担う子どもたちの教育環境を向上させるために、学校と保護者、地域が連携・協力して学校運営を行う、いわゆる「コミュニティ・スクール」を、令和5年度より試行的に明海小学校、日の出中学校の2校で実施しており、本年度より公立の全小・中学校で実施しています。

この取り組みにおいて連携、協力の核となる組織が学校地域連携運営協議会です。協議会は学校、保護者、地域住民などで構成され、校長が学校運営の基本方針を説明し、委員は学校運営や教育活動に関して承認し、さまざまな意見を出すことができます。
これによって、学校と地域が課題、情報、目標を共有でき、地域が学校を支援する取り組みも進んでいきます。そしてこの取り組みを通して、地域の人材が持つ知識や経験を子どもたちに伝えることができ、子どもたちの学びや体験活動が充実していきます。
また、子どもたちにとって自分の地域に対する愛着や地域の担い手としての自覚が高まるとともに、子どもの見守りなど防犯、防災対策の充実も図られます。

学校を中心とした地域ネットワークの形成は、子どもたちの教育、健全育成だけではなく、地域の活性化にもつながり、高齢化社会にとっても有用です。今後、コミュニティ・スクールを地域づくりの入り口としてさまざまな取り組みを進めてまいります。

浦安市長　内田悦嗣
（広報うらやすナンバー1247　2024年8月1日号に掲載）

• こちら浦安情報局ナンバー829（令和6年8月3日から9日放送）より（浦安市公式YouTubeチャンネル）　（外部リンク）