公共施設の大規模改修
新型コロナウイルスの感染も落ち着いてきていますが、いつ終息するのかはいまだ見通せない状況です。
市民の皆さまには、さまざまな場面で必要な感染防止対策をお願いいたします。マスクの着脱についても、状況に応じた対応をお願いいたします。
昭和50年代から始まった住宅開発など急速な都市化の進展は、本市の発展の原動力でありました。住宅開発の進展と併せ、小・中学校や幼稚園、保育園、公民館など、市民生活を支えるための公共施設の整備も進められました。
この公共施設が、今、一斉に大規模改修の時期を迎えており、費用をどうしていくかが課題となっています。
新設整備の際は、公有水面埋立事業を実施した千葉県が多くの費用を負担してくれましたが、大規模改修ではそういった費用の負担はありません。
このため、国・県の補助制度や地方債を最大限活用しながら、自主財源によって改修を進めていくこととなります。
市では、平成29年3月に「浦安市公共施設等総合管理計画」を策定し、施設の長寿命化と大規模改修の道筋を明らかにしており、コロナ禍による財政への影響も考慮しながら、浦安市実施計画において事業の精査をして改修の取り組みを進めています。
学校、幼稚園、認定こども園、保育園、公民館の施設については、令和3年度から12年度までの10年間で、39カ所の改修を行うこととしており、令和4年度までに5カ所が終わり、現在、富岡中学校などで工事を行っています。
このほか、平成に入ってから整備した施設も改修時期に入ってきており、進めているクリーンセンターの改修や、総合体育館など大規模な施設についても検討していかなければなりません。
発展期から成熟期へ、浦安市はこれから本格的な「メンテナンスとリノベーションの時代」に突入していきます。
浦安市長 内田悦嗣
(広報うらやすナンバー1205 2022年11月1日号に掲載)
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