大規模空間を持つ建築物の吊り天井の脱落防止について
平成25年7月に発生した屋内プールにおける吊り天井の天井板などが脱落したことを受け、屋内プールなどの大規模空間を持つ建築物の吊り天井について安全性確保を図るため、国土交通省から注意喚起の通知(技術的助言)がありました。
大規模な空間を持つ建築物を所有または管理されている方は、吊り天井の点検を実施して、安全確保に取り組まれるようお願いします。
注記:技術的助言の詳しい内容は、下記リンクをご覧ください。
対象となる建築物の部分
建築物の大規模空間(注記1)となっている部分のうち、吊り天井が設置されているもので、建築物の建設後、震度4以上の地震が観測されたもの(注記2)
注記1:大規模空間とは、天井高6メートル超の部分が面積200平米超ある空間を言います。
注記2:浦安市では、直近で平成25年11月10日に震度4を記録しています。
具体的な施設・空間としては次のようなものが考えられます。
屋内プール、体育館、劇場、音楽ホール、映画館、エントランスホール、待合ロビー、講堂、展示場、宴会場など
必要と考えられる対策
- 天井面のゆがみや垂れ下がりの有無を目視などにより点検するとともに、点検口などから天井裏を目視し、クリップなどの天井材の外れなどが生じていないかの点検を実施すること。
- 点検の結果、クリップなどの天井材の外れなどの異常が発見され、天井の脱落のおそれがあると考えられる場合には、天井下の立入制限をするなどの安全対策、所要の天井落下防止措置など(注記3)の実施を行うこと。
注記3:所要の天井落下防止措置としては、天井自体を撤去することや、現行法令による技術基準を参考にして改修工事を行う方法があります。現行法令による技術基準は下記リンク先をご覧ください。
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建築指導課
〒279-8501 千葉県浦安市猫実一丁目1番1号(市役所6階)
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