B型肝炎
B型肝炎(HB)ウイルスの感染を受けると、急性肝炎となりそのまま回復する場合もあれば、慢性肝炎となる場合もあります。一部劇症肝炎といって、激しい症状から死に至ることもあります。また、症状としては明らかにならないままウイルスが肝臓内部に潜み、年月を経て慢性肝炎・肝硬変・肝がんなどになることがあります。ことに年齢が小さいほど、急性肝炎の症状は軽いかあるいは症状はあまりはっきりしない一方、ウイルスがそのまま潜んでしまう持続感染の形を取りやすいことが知られています。感染は、HBウイルス(HBs抗原)陽性の母親から生まれた新生児、HBウイルス陽性の血液に直接触れたような場合、HBウイルス陽性者との性的接触などで生じます。B型肝炎(HB)ワクチンによる予防は、ことに小児の場合は肝炎の予防というより持続感染を防ぎ、将来発生するかもしれない慢性肝炎・肝硬変・肝がんを防ごうとすることが最大の目的です。
対象
1歳未満
注記:母子感染予防でB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は、健康保険で受けるため、定期接種の対象外となります。
接種回数
3回
受け方
- 1回目接種
- 1回目から27日以上の間隔を空けて2回目接種
- 1回目から139日以上の間隔を空けて3回目接種
接種方式
個別接種
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