長期のエステ契約
相談事例
先月、脱毛エステの施術7回分の契約をした。金額は約7万円で、クレジットカードの一括払いで支払った。
しかし、昨日お店に行くと閉店していた。まだ3回しか施術を受けていない。残金を返金してもらいたい。
相談員からアドバイス
エステサロン・英会話教室・学習塾などの、長期にサービスを提供する業者の倒産による相談が増えています。
業者が倒産した場合は、業者の資産状況にもよりますが、代金の返金や未消化分のサービスを受けられなくなる可能性があります。被害額を最小限にするには、迅速な対応が必要です。
必要な対応
- 業者に対して、契約の解除と返金を求める書面を配達記録付き郵便で送付(コピーを保存)
- 分割払いをしている場合は、信販会社に支払い停止の抗弁書を送付(コピーを保存)
- 引き落とし口座の残高を小額にするなどの自己防衛をする
エステでは痩身や美肌などを目指すことが多いですが、こうした、ある目的を達成するための契約は、長期間で継続的なサービスを受けることが一般的です。このような契約はサービスの質が不明瞭なので、契約後にサービス内容に不満が出て、解約したいなどの相談も寄せられます。
契約する際は、長期の契約や商品を多量に購入することはなるべく避けましょう。
注記:特定継続的役務契約は、特定商取引法により、クーリング・オフや中途解約ができます。期限が定められているものもありますので、お早めに消費生活センターに相談してください
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このページに関するお問い合わせ
消費生活センター
〒279-8501 千葉県浦安市猫実一丁目1番1号(市役所10階)
電話:047-390-0086
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