エンターキーを押すと、ナビゲーション部分をスキップし本文へ移動します。


現在位置:  トップページ > 観光 > 郷土博物館のご案内 > 屋外展示場「浦安のまち」 > 船宿


ここから本文です。

船宿

ページID K1002074 更新日  平成20年9月8日  印刷

船宿の様子

この船宿は、大川(江戸川)端沿いの船宿をイメージして建てられました。船宿は境川や江戸川沿いに立ち並び、釣り船や遊船の手配、海水浴や潮干狩りへの送迎、釣具やえさの販売のほか、食事を出したりもしていました。
浦安は、大正の終わりころから海水浴場として知られ、東京近郊の海の行楽地としてにぎわっていました。これは、大正8年(1919年)に高橋(深川)と浦安の間に通船が就航するようになったためです。夏には大勢の行楽客が、遠浅の海をいかした海水浴や潮干狩りを楽しみました。また、観光漁業として投網漁や鵜縄網漁などの遊船も盛んに出ていました。

ハゼ釣り

浦安は特にハゼ釣りの名所でした。秋がハゼ釣りのシーズンで、船宿から出る釣り船に乗って江戸川河口付近へ出ました。海沿いや江戸川の堤防から釣り糸を垂れる人もいました。

アオギスの魚拓

船宿にあるアオギスの魚拓(複製)は、体長1尺3寸5分(約40センチメートル)もあり、大変珍しいものです。実物は猫実5丁目の吉野屋に現存しています。アオギスは東京湾ではすでに姿を消してしまい、水産庁のデータで「絶滅危惧種」にあげられています。かつて浦安はアオギス釣場としても有名でした。

細川流投網

投網の画像

投網(網船)は、浦安で行われていた風流な船遊びです。15人前後の客を乗せて、江戸川河口まで下ると投網師が船の先端に立ち、海に向かって投網を投げます。客は、その網が勢いよく広がり水面に落ちて魚をとる様子に拍手を送りました。


このページが参考になったかをお聞かせください。

質問1:このページの内容は参考になりましたか?

質問2:このページの内容はわかりやすかったですか?

質問3:このページは見つけやすかったですか?


このページに関するお問い合わせ

郷土博物館
〒279-0004 千葉県浦安市猫実一丁目2番7号
電話:047-305-4300 ファクス:047-305-7744
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。



マイページ

使い方

マイページへ追加する

マイページ一覧を見る

このページのトップへ戻る