第161回 「浦安市再犯防止推進計画」に関するアンケート集計結果および分析
- 担当課
- 福祉部 社会福祉課
- 登録者数
- 1,784人
- 実施期間
- 令和6年8月26日(月曜日)から9月1日(日曜日)
- 回答者数(回答率)
- 1,026人(57.5%)
回答者の属性
年齢
年代 | 回答者数 | 比率 |
---|---|---|
10代 | 1人 | 0.1% |
20代 | 18人 | 1.8% |
30代 | 72人 | 7.0% |
40代 | 179人 | 17.4% |
50代 | 319人 | 31.1% |
60代 | 241人 | 23.5% |
70代 | 150人 | 14.6% |
80代 | 46人 | 4.5% |
性別
性別 | 回答者数 | 比率 |
---|---|---|
男性 | 487人 | 47.5% |
女性 | 539人 | 52.5% |
設問と回答
設問1
浦安市が犯罪の少ない安全で安心な暮らしやすいまちだと感じますか。
回答者数1,026人
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
感じる | 232件 | 22.6% |
どちらかといえば感じる | 577件 | 56.2% |
どちらともいえない | 159件 | 15.5% |
どちらかといえば感じない | 30件 | 2.9% |
感じない | 20件 | 1.9% |
わからない | 8件 | 0.8% |
分析
「どちらかといえば感じる」と回答したモニターが56.2%と最も多く、次いで「感じる」が22.6%となっており、多くのモニターが浦安市が安全で暮らしやすいまちだと感じていることがわかりました。
設問2
令和3年に全国の刑法犯の検挙人員数が戦後最小となったことをご存じですか。
回答者数1,026人
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
知っている | 36件 | 3.5% |
なんとなく知っている | 135件 | 13.2% |
知らない | 855件 | 83.3% |
分析
「知らない」と回答したモニターが83.3%となり、多くのモニターが刑法犯の検挙の現状について、知らないことがわかりました。
設問3
刑法犯の検挙人員数が減っている中、検挙人員数に占める再犯者の比率が上昇していることをご存じですか。
回答者数1,026人
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
知っている | 88件 | 8.6% |
なんとなく知っている | 234件 | 22.8% |
知らない | 704件 | 68.6% |
分析
「知らない」と回答したモニターが68.6%となり、半数以上のモニターが再犯者の現状について、知らないことがわかりました。
設問4
刑法犯の検挙人員数に占める65歳以上の高齢者の比率が高いことをご存じですか。
回答者数1,026人
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
知っている | 96件 | 9.4% |
なんとなく知っている | 217件 | 21.2% |
知らない | 713件 | 69.5% |
分析
「知らない」と回答したモニターが69.5%となり、半数以上のモニターが検挙人員に占める高齢者の比率の現状について、知らないことがわかりました。
設問5
国が平成28年に法律(再犯の防止等の推進に関する法律)をつくり、再犯防止を推進していることをご存じですか。
回答者数1,026人
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
知っている | 46件 | 4.5% |
法律があることは知っているが内容までは知らない | 162件 | 15.8% |
知らない | 818件 | 79.7% |
分析
「知っている」と回答したモニターが4.5%、「法律があることは知っているが内容までは知らない」が15.8%となっており、再犯防止法の認知度は2割程度と、周知は十分でない状況となっていることがわかりました。
設問6
市民の安全安心な生活のため、市独自の再犯防止対策は必要だと感じますか。
回答者数1,026人
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
必要 | 394件 | 38.4% |
どちらかといえば必要 | 373件 | 36.4% |
どちらともいえない | 124件 | 12.1% |
どちらかといえば必要はない | 33件 | 3.2% |
必要はない | 28件 | 2.7% |
わからない | 74件 | 7.2% |
分析
「必要」と回答したモニターが38.4%と最も多く、次いで「どちらかといえば必要」が36.4%となり、多くのモニターが市独自の再犯防止対策が必要だと感じていることがわかりました。
設問7
次の再犯防止に協力している民間の協力者や取り組みについて、名称や役割(活動内容)をご存じですか。
回答者数1,026人
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
名称・役割ともに知っている | 571件 | 55.7% |
名称は知っているが役割までは知らない | 282件 | 27.5% |
名称・役割ともに知らない | 173件 | 16.9% |
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
名称・役割ともに知っている | 20件 | 1.9% |
名称は知っているが役割までは知らない | 93件 | 9.1% |
名称・役割ともに知らない | 913件 | 89.0% |
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
名称・役割ともに知っている | 283件 | 27.6% |
名称は知っているが役割までは知らない | 218件 | 21.2% |
名称・役割ともに知らない | 525件 | 51.2% |
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
名称・役割ともに知っている | 14件 | 1.4% |
名称は知っているが役割までは知らない | 23件 | 2.2% |
名称・役割ともに知らない | 989件 | 96.4% |
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
名称・内容ともに知っている | 58件 | 5.7% |
名称は知っているが内容までは知らない | 232件 | 22.6% |
名称・内容ともに知らない | 736件 | 71.7% |
分析
保護司については、「名称・役割ともに知っている」と回答したモニターが55.7%と最も多く、更生保護女性会、協力雇用主、BBS会、社会を明るくする運動については、「名称・役割(内容)ともに知らない」と回答したモニターが最も多くなりました。
保護司についてはモニターの認知度は高いですが、それ以外の項目については、協力雇用主は比較的知っているモニターが多いものの、ほぼモニターに知られていない現状であることがわかりました。
設問8
再犯防止を推進するために、市がするべきことは何だと思いますか。【3つまで選択可】
回答者数1,026人
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
犯罪をした人に対する支援ネットワーク(病院、学校、福祉施設などの機関や民間支援団体で構成)を作る | 471件 | 45.9% |
再犯防止に協力する民間の協力者に対して、活動する場所の提供や財政的な支援をする | 493件 | 48.1% |
再犯防止のための計画を策定する | 217件 | 21.2% |
市民に対して、再犯防止についての広報・啓発活動をする | 282件 | 27.5% |
犯罪をした人の住居と仕事を確保するなど、安定した生活基盤の構築を支援する | 427件 | 41.6% |
何もするべきではない | 33件 | 3.2% |
わからない | 131件 | 12.8% |
その他 | 52件 | 5.1% |
分析
「再犯防止に協力する民間の協力者に対して、活動する場所の提供や財政的な支援をする」と回答したモニターが48.1%と最も多く、次いで「犯罪をした人に対する支援ネットワーク(病院、学校、福祉施設などの機関や民間支援団体で構成)を作る」が45.9%、「犯罪をした人の住居と仕事を確保するなど、安定した生活基盤の構築を支援する」が41.6%となりました。
再犯防止の活動を行う体制の充実や、犯罪をした人の生活基盤の構築の支援が必要だと考えられていることがわかりました。
設問9
再犯防止を推進するために、市民が協力できることは何だと思いますか。【3つまで選択可】
回答者数1,026人
回答内容 | 回答件数 | 比率 |
---|---|---|
再犯防止に関するボランティア活動に参加する | 222件 | 21.6% |
地域で行う広報・啓発活動に参加する | 313件 | 30.5% |
再犯防止に協力している民間の協力者にお金や物品を寄付する | 173件 | 16.9% |
犯罪をした人に直接会って継続的に助言や援助をする | 45件 | 4.4% |
犯罪を地域の問題として捉え、地域ぐるみで再犯防止に向けた支援をする | 374件 | 36.5% |
協力雇用主として、犯罪をした人を雇用する | 159件 | 15.5% |
協力は難しい | 213件 | 20.8% |
わからない | 202件 | 19.7% |
その他 | 34件 | 3.3% |
分析
「犯罪を地域の問題として捉え、地域ぐるみで再犯防止に向けた支援をする」と回答したモニターが36.5%と最も多く、次いで「地域で行う広報・啓発活動に参加する」が30.5%、「再犯防止に関するボランティア活動に参加する」が21.6%となりました。
地域での再犯防止に向けた取り組みや広報・啓発活動において、市と市民と協働で取り組めると考えているモニターが多いことがわかりました。
設問10
再犯防止の取組みを充実させることについて、ご意見やご要望がありましたら、ご自由にお書きください。
回答
再犯防止に関するご意見は、1,026人中302人(29.4%)のモニターからいただきました。
再犯防止には、「雇用の確保や住居の提供などの生活の支援を行う必要がある」という意見を多くいただきました。
また、「再犯をしてしまう人の背景などを知りたい」、「理解することから始めるべき」という意見も見られました。
まとめ
市民の再犯防止を取り巻く現状や民間の協力者、取組みなどに対する市民の認知度は十分でないことがうかがえ、更なる周知・啓発が必要となります。
また、再犯防止の推進に当たっては、再犯防止の活動を行う体制の充実を求める声が多く、犯罪をした人の生活基盤の構築支援と合わせて、民間の協力者の活動支援や支援ネットワークの構築を進めていくことが必要です。
いただいたご意見を参考に、再犯防止推進計画について検討してまいります。
モニターの皆さん、アンケートにお答えいただきましてありがとうございました。皆さんのご意見は、今後の市政運営の参考にさせていただきます。
今後も、Uモニへのご協力をお願いします。
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