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第142回 性の多様性に関するアンケート集計結果および分析

ページID K1038318 更新日  令和5年1月19日  印刷

担当課
企画部 多様性社会推進課
登録者数
1,489人
実施期間
令和4年11月18日(金曜日)から11月24日(木曜日)
回答者数(回答率)
822人(55.2%)

回答者の属性

年齢

年代 回答者数 比率
10代 2人 0.2%
20代 10人 1.2%
30代 52人 6.3%
40代 199人 24.2%
50代 257人 31.3%
60代 178人 21.7%
70代 100人 12.2%
80代 24人 2.9%

性別

性別 回答者数 比率
男性 445人 54.1%
女性 377人 45.9%

設問と回答

設問1

令和3年5月から実施している「浦安市パートナーシップ宣誓制度」をご存じですか。

回答者数822人

回答内容 回答件数 比率
言葉も意味も知っている 421件 51%
言葉は聞いたことがあるが意味は知らない 181件 22%
言葉も意味も知らない 220件 27%

分析

「言葉も意味も知っている」と回答したモニターが51%で最も多く、「言葉は聞いたことがあるが意味は知らない」は22%、「言葉も意味も知らない」は27%でした。

設問2

あなたは、次の言葉をどの程度ご存じですか。それぞれ1つずつ選択してください。

回答者数822人

LGBT
回答内容 回答件数 比率
言葉も意味も知っている 751件 91%
言葉は聞いたことがあるが意味は知らない 60件 7%
言葉も意味も知らない 11件 1%
SOGI
回答内容 回答件数 比率
言葉も意味も知っている 140件 17%
言葉は聞いたことがあるが意味は知らない 107件 13%
言葉も意味も知らない 575件 70%
アライ
回答内容 回答件数 比率
言葉も意味も知っている 75件 9%
言葉は聞いたことがあるが意味は知らない 49件 6%
言葉も意味も知らない 698件 85%
アウティング
回答内容 回答件数 比率
言葉も意味も知っている 173件 21%
言葉は聞いたことがあるが意味は知らない 62件 8%
言葉も意味も知らない 587件 71%

分析

LGBTについて、「言葉も意味も知っている」と回答したモニターは91%で、多くのモニターがLGBTを知っていることがわかりました。一方、SOGI、アライ、アウティングについては、「言葉も意味も知らない」と回答したモニターがそれぞれ70%、85%、71%となり、多くのモニターに認知されていないことがわかりました。

設問3

あなたの周りに性的少数者の方はいますか(いましたか)。

回答者数822人

回答内容 回答件数 比率
いる(いた) 171件 21%
そう思われる人はいる(いた) 125件 15%
いない 256件 31%
わからない 270件 33%

分析

「周りに性的少数者がいる(いた)」と回答したモニターは21%、「そう思われる人はいる(いた)」は15%となり、3割以上のモニターの周りに性的少数者がいる(いた)ことがわかりました。一方、周りに性的少数者が「いない」は31%、「わからない」は最も多く、33%となりました。

設問4

性的少数者であることを理由とする偏見や差別などの人権侵害によって、性的少数者の方々にとって生きづらい社会だと思いますか。

回答者数822人

回答内容 回答件数 比率
思う 226件 27%
どちらかと言えばそう思う 360件 44%
どちらともいえない 102件 12%
どちらかと言えば思わない 33件 4%
思わない 32件 4%
わからない 69件 8%

分析

「生きづらい社会だと思う」と回答したモニターは27%、「どちらかと言えばそう思う」は44%であり、7割以上のモニターが生きづらい社会だと思っていることがわかりました。一方、「どちらともいえない」は12%、「どちらかと言えば思わない」、「思わない」は4%となりました。

設問5

そのように思った理由を教えてください。【複数回答可】

回答者数586人

回答内容 回答件数 比率
いじめ(悪口、嫌がらせなど)を受ける 298件 51%
服装・言葉遣いなどを強要される 219件 37%
トイレ・更衣室が使いづらい 377件 64%
申請書などに性別の記入を求められる 273件 47%
相談する相手がいない 198件 34%
周囲の人の理解が得られない 384件 66%
就職・仕事などで不利・不当な扱いを受ける 221件 38%
同性のパートナーとの関係を認めてもらえない 251件 43%
住宅を借りづらい 101件 17%
行政機関の相談・支援が不十分 120件 20%
その他 17件 3%

分析

性的少数者の方々にとって生きづらい社会だと思う理由について、「周りの人の理解が得られない」と回答したモニターが66%で最も多く、次に「トイレ・更衣室が使いづらい」が64%、以下、「いじめ(悪口、嫌がらせなど)を受ける」が51%、「申請書などに性別の記入を求められる」が47%となりました。

設問6

家族が性的少数者だとわかった場合どのように思うか、あなたの気持ちにもっとも近いものを教えてください。

回答者数822人

回答内容 回答件数 比率
特に抵抗はない 216件 26%
やや抵抗がある 322件 39%
抵抗がある 145件 18%
わからない 139件 17%

分析

「やや抵抗がある」と回答したモニターは39%、「抵抗がある」は18%となり、半数以上のモニターが、家族が性的少数者だとわかった場合、抵抗があると感じていることがわかりました。一方、「特に抵抗はない」と回答したモニターは26%となりました。

設問7

友人が性的少数者だとわかった場合どのように思うか、あなたの気持ちにもっとも近いものを教えてください。

回答者数822人

回答内容 回答件数 比率
特に抵抗はない 418件 51%
やや抵抗がある 247件 30%
抵抗がある 70件 9%
わからない 87件 11%

分析

「特に抵抗はない」と回答したモニターが51%で最も多く、「やや抵抗がある」は30%、「抵抗がある」が9%でした。半数以上のモニターが、友人が性的少数者だとわかった場合、抵抗がないと感じていることがわかりました。

設問8

学校や職場の人が性的少数者だとわかった場合どのように思うか、あなたの気持ちにもっとも近いものを教えてください。

回答者数822人

回答内容 回答件数 比率
特に抵抗はない 501件 61%
やや抵抗がある 201件 24%
抵抗がある 50件 6%
わからない 70件 9%

分析

「特に抵抗はない」と回答したモニターが61%で最も多く、「やや抵抗がある」は24%、「抵抗がある」は6%でした。6割以上のモニターが、学校や職場の人が性的少数者だとわかった場合、抵抗がないと感じていることがわかりました。

設問9

性的少数者に関する社会的な意識が高まっていると思いますか。

回答者数822人

回答内容 回答件数 比率
思う 155件 19%
どちらかといえば思う 416件 51%
どちらともいえない 132件 16%
どちらかといえば思わない 52件 6%
思わない 31件 4%
わからない 36件 4%

分析

「意識が高まっていると思う」と回答したモニターは19%、「どちらかといえば思う」は51%となり、7割のモニターが性的少数者に関する社会的意識が高まっていると思っていることがわかりました。一方、「どちらともいえない」は16%、「どちらかといえば思わない」は6%、「思わない」は4%となりました。

設問10

性的少数者の方がより生活しやすい社会になるためには、どのような取り組みが必要だと思いますか【複数回答可】

回答者数822人

回答内容 回答件数 比率
行政による制度や環境の整備 485件 59%
法律や条例による差別の禁止 404件 49%
専門相談窓口の設置 256件 31%
イベントや講座による理解の促進 208件 25%
啓発パンフレットの配布 123件 15%
教育現場での啓発活動 469件 57%
何もする必要はない 62件 8%
わからない 69件 8%
その他 38件 5%

分析

「行政による制度や環境の整備」と回答したモニターが59%で最も多く、次に「教育現場での啓発活動」が57%、以下、「法律や条例による差別の禁止」が49%、「専門相談窓口の設置」が31%となりました。

設問11

性の多様性を認め合う社会をつくるために、市が何らかの対策を講じることが必要だと思いますか。

回答者数822人

回答内容 回答件数 比率
必要だと思う 266件 32%
どちらかといえば必要だと思う 282件 34%
どちらともいえない 119件 14%
どちらかといえば必要だと思わない 49件 6%
必要だと思わない 59件 7%
わからない 47件 6%

分析

「対策を講じることが必要だと思う」と回答したモニターは32%、「どちらかといえば必要だと思う」は34%となり、6割以上のモニターが何らかの対策を講じる必要があると思っていることがわかりました。一方、「どちらともいえない」は14%、「どちらかといえば必要だと思わない」は6%、「必要だと思わない」は7%となりました。

設問12

性的少数者やパートナーシップ宣誓制度に関して、ご意見などありましたら、ご自由にお書きください。

回答

性の多様性に関するご意見は、822人中254人(31%)のモニターからいただきました。

パートナーシップ宣誓制度制度については、「導入したことはすばらしい」という意見がある一方、「制度を知らなかった」、「必要とは思えない」という意見も見られました。

また、性の多様性について、周知・啓蒙が必要であるという意見や、性的少数者とのかかわり方に関する意見を多くのモニターからいただきました。

まとめ

今回のアンケート調査で、「浦安市パートナーシップ宣誓制度」を5割のモニターが意味や言葉を知らないという回答がありました。より多くの市民に性の多様性について理解していただけるように、ホームページ・広報紙などで、更なる啓発を実施したいと思います。また、小学生のうちから性の多様性に関する教育が必要である意見をいただきました。今後の施策の参考とさせていただきます。


モニターの皆さん、アンケートにお答えいただきましてありがとうございました。皆さんのご意見は、今後の市政運営の参考にさせていただきます。

今後も、Uモニへのご協力をお願いします。

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