こどもの事故を防ぐために
こどもの事故は大人の心配りで大部分は防げます。
お子さんのために安全な環境を作ってあげましょう。
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「乳幼児に多い事故ベスト3」、「異物を飲み込んだ時の応急処置」 (PDF 1.4MB)
(「みんなで子育てハンドブック―ひとりじゃないよ」より)
食べ物によるこどもの窒息事故を予防するために
- 乳幼児向けには、食品は適切な大きさにして、よく噛んで食べさせる
- 乳幼児の食品に表示されている月例などは目安であり、食べる機能の発達には個人差があることも考慮して食品を選ぶ
- 食事の際は、誰かがそばにいて注意して見ているようにする
- 急いで飲み込まないよう、ゆっくりとよく噛み砕いてから飲み込むよう注意をうながす
- 食べ物を口に入れたまましゃべったり、テレビを見ながらの食事はさせない
- 遊びながら、歩きながら、寝ころんだままものを食べさせない
- 食事中に、びっくりさせるようなことはしない
- 年長のこどもが、乳幼児にとって危険な食べ物を与えないように、よく注意する
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの豆類は、3歳頃までは食べさせない
注記:生後6カ月から2歳くらいの間は異物誤飲事故の多い時期であり、食品以外のものでも窒息に至る危険があります。
おもちゃなどによる窒息事故を防止するために
- 誤飲や窒息の危険があるので、小さなおもちゃや部品はこどもの口に入れさせない
- 窒息の危険のある大きさ(注記)のスーパーボールは3歳未満のこどもには与えないこと、また、3歳以上であっても口にしないよう注意する(注記:直径44.5ミリメートル以下:玩具安全基準書による)
- 口に入りそうなものはこどもの手の届かないところに片付ける
- 兄弟などがいる場合は、おもちゃなどは小さな弟妹が誤飲などをしないように、使用後はすぐに片付けるように言い聞かせる
万一、窒息事故が起きてしまった場合の応急手当は以下のとおりです。
背部叩打(こうだ)法
乳幼児では、口の中に指を入れずに、乳児は片腕にうつぶせに乗せ顔を支えて、また、少し大きい子は立て膝で太ももをうつぶせにした子のみぞおちを圧迫するようにして、どちらも頭を低くして、背中の真ん中を平手で何度も連続して叩きます。なお、腹部臓器を傷つけないよう力を加減します。
ハイムリッヒ法(腹部突き上げ法)
大人や年長児では、後ろから両腕を回し、みぞおちの下で片方の手を握りこぶしにして、腹部を上方へ圧迫します。この方法が行えない場合、横向きに寝かせて、または、座って前かがみにして背部叩打法を試みます。
参考
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このページに関するお問い合わせ
母子保健課
〒279-0004 千葉県浦安市猫実一丁目2番5号(健康センター1階)
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