山武市長が市長を訪問（令和6年3月25日）

3月25日、山武市長が、森林整備の実施に係る協定における連携事項の報告に、市長を訪問しました。

浦安市と山武市は、令和4年3月に、両市が連携して森林整備事業や木材利用を実施することで、森林保全や地球温暖化対策の推進と、相互の交流の促進を図ることを目的に、森林整備の実施に係る協定を締結しています。

この日は、これまでの実績として、カーボン・オフセット事業についての報告がありました。
この事業は、カーボン・オフセットの考え方を採用し、緑地の少ない都市部の市と、森林を有する地域の市が協定を結ぶことで、国から交付された森林環境譲与税を活用して森林整備を行い、その森林によって増加したCO2吸収量を、都市部のCO2排出量と相殺するというものです。
令和5年度はおよそ3ヘクタール分の森林整備によって、30トン程度のCO2吸収が見込まれているとのことです。来年度はおよそ5ヘクタール分の森林整備ができるよう、負担金額を増やす予定です。

また、木材利用についての報告もあり、令和5年度は木製の折り紙1500セットの提供がありました。この折り紙は、浦安市の1歳6カ月児健診で配付していて、来年度も引き続き実施していきます。

令和6年度は、新たに木製の定規の提供や、山武市にある「日向の森」を活用した森林環境学習が計画されているほか、浦安市主催のイベントでの山武市ブースの出展などが予定されています。