郷土博物館のコンセプト
かつて浦安は漁師町として長い歴史を持っていました。
昭和46年の漁業権全面放棄以後、複合都市としての方向付けのもとに海面の埋め立てが行われ、新しい都市へと変化していきました。
このような変化は、貴重な郷土資料の散逸を防ぐことと同時に、収集・保存を図るには逃すことのできない機会であるとも言えました。
昭和55年にオープンした「郷土資料館」は、給食センターの建物を転用したものだったため、保存機能が不十分で次世代への資料の継承ができず、さらに収蔵・展示・学習スペースが絶対的に不足していたため、資料館本来の目的を達成することができませんでした。
このようなこともあって、新しい博物館建設の気運が高まり、平成13年4月1日に「郷土博物館」を開館するにいたりました。
郷土博物館では、建設にあたり、次の4つの基本コンセプトを基に準備を進めました。
市民参加をモットーとした「すべてに開かれた博物館」
市民が主体の新しい博物館
- 博物館事業への積極的な市民参加
- 市民との共同研究の成果発表
- 市民ボランティアの活用育成
体験を重視した「生きている博物館」
新たな市民文化の発信基地
- 数多い体験機会の確保
- ふれあいの場の確保
いつきても新しい発見のある「リピーターの呼べる博物館」
生涯にわたって学習のできる施設
- 四季に応じた展示替え
- 人とのふれあいから生まれる新発見
- 親子で学べるソフトの充実
- 企画展、講座、講習会の開催
博物館も学校とする「学校教育に生かせる博物館」
未来の浦安を築くエネルギー
- 学校教育との融合
- 各学年の能力に合わせたプログラムの開発
- こどもたちへの調査活動への協力
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郷土博物館
〒279-0004 千葉県浦安市猫実一丁目2番7号
電話:047-305-4300 ファクス:047-305-7744
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