浦安市パートナーシップ宣誓制度の利用状況など
宣誓状況
浦安市では、性自認や性的指向に係る性的マイノリティを対象としたパートナーシップ宣誓制度を令和3年5月1日から開始しました。令和6年4月1日からは、事実婚の方も対象とし、未成年のお子さまがいらっしゃる方が宣誓書にお子さまの名前を記載できるように制度を拡充しました。
お互いが人生のパートナーであるという方々が、自由な意思によるパートナーシップ宣誓を行い、宣誓したことを浦安市が公に証明し、宣誓書受領証を発行します。
令和6年9月30日までの制度利用状況
宣誓者(カップル)数:25組
利用者の声
この制度を利用した方々から、制度を利用した理由や制度についての感想、宣誓したことによる効果などについてご意見を伺いました。
パートナーシップ宣誓を行った理由
- 公に二人の関係を認めてくれるから
- 結婚したいが法的にできない現状があり、それに代わる制度を利用したいと思った
- 家族として過ごすため
- 互いを、万が一のとき(病気や事故)の緊急連絡先としたいが、自治体で認められている制度が後ろ盾になると思った
- 会社の福利厚生にプラスになるため
- 民間保険加入のため
- パートナーシップを結ぶことで証明が得られ、会社にも提出できるから
- パートナーという事実を周囲に認知してもらうため
- 病院など手続きを家族しか行えない際に不安があるため
- 緊急時などに関係性を説明しやすくするため
- 日本では同性婚ができないため
二人がパートナーであることについて、説明するのに苦労したことはありましたか
- 親や上の世代の人には説明しないようにしている
- 親や家族、親戚への説明や理解を求めることに苦労した。祖母には説明もしていない
- ごく一部の人にしかカミングアウトしていないため、二人の関係を「友達」と言わざるを得ない
- 「どういった関係ですか」と聞かれたときが困った
- 緊急時に説明するのに苦労があるのでは
- 不動産の賃貸契約のとき、二人だと断られることがほとんどだ
- 職場や学校で(説明に苦労した)
- ペアローンを組むことができなかった
- アパートの部屋を借りるときに断られた
届け出をしてどう思ったか
- 将来の気持ちを固めることができたことは大きい
- 制度を利用することがきっかけとなり、今まで想像もしなかった幸福が手に入った
- 自分たちは配慮されていると感じた
- 楽しみに待っていたので、宣誓できて本当によかった
- 結婚したいが現実には制度がないので、公的に何らかの形で認められたい
- (手続きの際)個室もあり、静かでプライバシーに配慮されていると感じた
- 浦安市だけでなく、県・国にも広くこの制度が広まるとよいと思う
- パートナーシップ宣誓制度ができたことはありがたいが、結婚制度と比べて保証される範囲が少ないのが現状。同性婚の実現に向けてもっと力を貸してほしい
- 遺産相続や手術の同意のサインなどできることが増えてほしい
- 担当の係の方が問い合わせの段階から感じがよく、安心して手続きを進められた
- (手続きに)必要な書類がシンプルで分かりやすい
- もう少し婚姻の形に近くなれば嬉しい
パートナーシップ宣誓の手続き、制度の内容、書類についての感想は
- 手続きがわかりやすかった
- 手続きはシンプルだった
- 今後の制度に期待をしている
- 同性でも婚姻(制度)が認められるようになってほしい
- 婚姻届けと同じように、都道府県すべてで1回で(パートナーシップ宣誓制度の申請が)済むとよい
- 手続き(宣誓をする日)の予約を不要にしてほしい
- 転居の度に手続きをする必要がある点を改善してほしい
- マイナンバーカードだけで申請できるようにしてほしい
- 市ホームページが分かりやすかった
- 市営住宅やお墓などの利用が二人でできるのが可能になること
- 親にも説明をしやすかった
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このページに関するお問い合わせ
多様性社会推進課
〒279-8501 千葉県浦安市猫実一丁目1番2号(文化会館2階)
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