浦安アートプロジェクトキックオフイベントが開催されました(令和4年9月3日)
9月3日、市民プラザで、浦安アートプロジェクトのキックオフイベント、「トークセッション 内田市長、日比野学長 これから何がはじまるんですか?」が開催されました。
浦安アートプロジェクトでは、浦安市と東京藝術大学が協働し、アートによる新たな価値の創出、まちの魅力向上、地域や社会の課題解決のきっかけづくりをしていきます。
プロジェクトの第一弾として開催されたこのキックオフイベントでは、内田市長と東京芸術大学の日比野克彦学長などが、浦安とアートが共創することで創造される未来について話しました。
発展期から成熟期に移行した浦安市が抱えている課題を解決するために、アートの力を借りたらどうだろうか、アートで浦安をもっと好きになってもらえるのではないだろうか、という市の想いから始まったこのプロジェクト。
その想いを受けた東京藝術大学の皆さんが、地域と芸術が結びついて生まれる力で、生活をより豊かにしていく方法を教えてくれます。
課題を解決していくだけでなく、体調が悪くなったら病院で薬をもらうように、日常の中でアートに触れることでわくわくする瞬間を増やしていく、そんな「文化的処方」を浦安のまちにちりばめます。
また、このプロジェクトは市民の皆さんと一緒に進めていくもの。
「アートは誰の心の中にもある」ということで、会場にいる皆さんでアートに挑戦しました。
日比野学長から出された課題は、白い紙を顔の前にかざし、目をつむりながら「紙の向こうに行きたい」と思って紙に穴をあける、というもの。
目を開けてみると、一人ひとり全く違う穴のあいた紙が。
会場の皆さんがあけた穴を見て、「一つも同じ穴はない。やっぱり人には自分にないものがあるし、そんな市民の皆さん一人ひとりからまちが広がっていくことを感じますね」と市長。
日比野学長は、「人と関わることで自分らしさ、個性がなんなのか分かるようになります。その個性をそれぞれが面白いね、いいねと思って、お互いを認め合うということがアートの基盤。これから市民の皆さん一人ひとりと関わりあいながらいろいろなことをやっていきます」と話しました。
今後、プロジェクトでは、市内に数多く設置されている排水機場に装飾を施していくなど、さまざまなアートを展開していく予定です。
皆さんも、アートがあふれるまち、浦安を一緒に作り上げていきましょう!
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