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アルコールによる健康障害

ページID K1005922 更新日  平成26年9月29日  印刷

厚生労働省の示す指標では、節度ある適度な飲酒は1日平均純アルコールで20グラム程度の飲酒ということになります。また女性や高齢者、飲酒後にフラッシング反応を起こす人は、これより飲酒量を少なくすべきであると推奨しています。
自分や家族の飲酒習慣をもう一度振り返ってみてください。

12の飲酒ルール

  1. 飲酒は1日平均2ドリンク以下
    節度ある適度な飲酒を守りましょう。
  2. 女性・高齢者は少なめに
    中年男性に比べて、女性や高齢者は飲酒量を控えることをおすすめします。例えば1日350ミリリットルの缶ビール一本以下を目安としてみましょう。
  3. 赤型体質も少なめに
    飲酒後にフラッシング反応(少量の飲酒で起きる、顔面紅潮・吐き気・動悸・眠気・頭痛などの反応)を起こす人をここでは赤型体質とも呼びます。この体質はアルコールの分解が遅く、がんやさまざまな臓器障害を起こしやすいといわれています。
  4. たまに飲んでも大酒しない
    たとえ飲む回数が少なくとも一時に大量に飲むと、身体を痛めたり事故の危険を増したり依存を進行させたりします。
  5. 食事と一緒にゆっくりと
    空腹時に飲んだり一気に飲んだりすると、アルコールの血中濃度が急速に上がり、悪酔いしたり場合によっては急性アルコール中毒を引き起こします。またあなたの身体を守るためにも濃い酒は薄めて飲むようにしましょう。
  6. 寝酒は極力控えよう
    寝酒(眠りを助けるための飲酒)は、睡眠を浅くします。健康な深い睡眠を得るためには、アルコールの力を借りないほうがよいでしょう。
  7. 週に2日は休肝日
    週に2日は肝臓をアルコールから開放してやりましょう。そうすることで依存も予防できます。
  8. 薬の治療中はノーアルコール
    アルコールは薬の効果を強めたり弱めたりします。また精神安定剤と一緒に飲むと、互いの依存をはやめることが知られています。
  9. 入浴・運動・仕事前はノーアルコール
    飲酒後に入浴や運動をすると、不整脈や血圧の変動を起こすことがあり危険です。またアルコールは運動機能や判断力を低下させます。
  10. 妊娠・授乳中はノーアルコール
    妊娠中の飲酒は胎児の発達を阻害し、胎児性アルコール症候群を引き起こすことがあります。またアルコールは授乳中の母乳に入り、乳児の発達を阻害します。
  11. 依存症者は生涯断酒
    依存症は飲酒のコントロールができないことがその特徴で、断酒を続けることが唯一の回復方法です。
  12. 定期的に検診を
    定期的に肝機能検査などを受けて、飲み過ぎていないかチェックしましょう。また赤型体質の習慣飲酒者は、食道や大腸のがん検診を受けましょう。

参考
厚生労働省飲酒のガイドライン(樋口 進ほか(編)、健康日本21推進のためのアルコール保健指導マニュアル、社会保険研究所、 東京、 2003)

アルコール問題のセルフチェック

AUDIT(オーディット)はアルコール関連問題の評価に用いられる世界中で最もよく用いられているスクリーニングテストです。

10点以上の場合には、飲酒パターンの見直しをお勧めします。市では減酒や節酒に対する相談を行っています。詳しくはお問い合わせください。

問い合わせ

健康増進課成人保健係 電話:047-381-9059

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このページに関するお問い合わせ

健康増進課
〒279-0004 千葉県浦安市猫実一丁目2番5号(健康センター1階)
電話:047-381-9059 ファクス:047-381-9083
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