群馬県高崎市倉渕町(旧:倉渕村)は江戸川の上流域に位置し、総面積の約90%が山林という自然が豊かな江戸川の水源を担っている地域です。一方、浦安市は江戸川の下流域に位置し、その水を水道水として利用しています。
このように、下流域に住む浦安市民が、日頃から恩恵を受けている水源林を上・下流域の共通財産として、森林整備や森林体験などを通して、自然に対する理解や環境に対する意識を高めるため、平成18年1月、この地に「浦安市民の森」を設置しました。
「浦安市民の森」は、浦安市内の小学校が林間学校で利用するほか、市が主催する環境学習講座(森林と親しむ講座)においても活用しています。夏場に散策すると、ヤマアジサイ(6月中旬から8月中旬)を見つけることもできます。
「浦安市民の森」の周辺では、6月下旬から7月初旬には蛍の鑑賞、夏頃になると川遊びを楽しめます。また、10月中旬からは木の葉がきれいに色づく絶景の紅葉スポットとなり、冬にかけては星空観察など、この他にも四季折々の自然に触れることができます。山の自然豊かな「浦安市民の森」を訪れ、はまゆう山荘でゆっくり過ごしてみませんか。
注記:蛍の鑑賞(湯ヶ沢ホタルの里親水公園)と星空観察(くらぶちこども天文台)へ行かれる場合は、お車でおいでください。
[画像]写真:市民の森の入口(51.6KB) [画像]写真:夏の市民の森(57.3KB) [画像]写真:江戸川の源流(烏川・秋)(40.2KB)浦安市民の森や周辺のレジャー施設、アクセス方法などをご紹介しています。
「浦安市民の森」がある高崎市倉渕町の森林は、水源かんよう保安林や保健保安林に指定されています。これらの森林の機能を確保するため、間伐などの森林整備が行われ、また枝打ち・下草刈り・つる切りなどの継続的な管理活動によって森林は守られています。
水源地の森林が指定されます。降った雨を蓄えゆっくりと川に流すことで、安定した川の流れを保ち、洪水や渇水を緩和する働きがあります。また、きれいな水を育む効果もあります。
森林レクリエーションの場として、生活のゆとりを提供します。また、空気の浄化や騒音緩和にも役立ち生活環境を守ります。
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