浦安アートプロジェクト「浦安藝大」海外交流プログラム URAYASU×ARGENTINE×TURN(令和6年2月17日)
2月17日、中央公民館で、食文化をテーマにした「浦安藝大」海外交流プログラムの報告会とワークショップを行いました。
この海外交流プログラムでは、まず、アルゼンチンから来日したアーティストのマックス・ゴメス・カンレ氏と、公募で選ばれた平田彩氏が、浦安とアルゼンチンでフィールドワークや展示などを行いました。この体験を基に、浦安のこれからの「食」を考える会として、今日の催しを実施しました。
第1部は、東京藝術大学学長の日比野克彦氏、特任助教の畑まりあ氏、平田彩氏によるクロストークでの報告会。アルゼンチンでのワークショップや現地の方々の温かい歓迎の様子などを、写真とともに報告してくれました。
第2部では、「アルゼンチンの食文化を体験し、浦安の食文化を創造しよう」というテーマでワークショップを行いました。調理室に移動し、チョリパン(チョリソーを挟んだパン)とクリオラソースを全員で調理しました。クリオラソースは、みじん切りにしたさまざまな野菜と、オリーブオイル、酢を混ぜて作るソース。各自で好みの野菜と、持ち寄った調味料や食材も入れて、それぞれのオリジナルのソースができあがりました。料理をしながら自然と会話が生まれ、そのあとは和やかな雰囲気で食事を楽しみました。
また、グループになって「100年先まで受け継いでいきたい浦安の食べ物はなにか?」という話し合いも。これは、地域の特産品に限らず今後地域で食べ継いでいきたい食べ物という、文化庁の取り組み「未来の100年フード」を考えるものです。各グループからは、「うなぎのオムライス」や「ぼったらにフレンチやイタリアンの食材を混ぜ込んではどうか」など、自由な発想のアイデアが出されていました。
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