小規模学校について
質問
子どもが小規模学校へ通っています。先生の目が行き届くところなど良い点もありますが、年々児童数が減っているのは問題です。市では今後、学区の見直しや適正な学校規模についてどのように考えているのでしょうか。
回答
本市では、児童・生徒のより良い教育環境の整備と教育の質の充実を目的とした「浦安市学校規模適正化基本方針」(平成31年3月浦安市教育委員会)を策定し、令和6年3月に改定しました。基本方針の中では、小学校の適正規模を12学級から24学級、中学校の適正規模を12学級から18学級としています。
本市においても、全国的な傾向と同様に少子高齢化の傾向があり、将来の学校規模の動向を踏まえた児童生徒数は、今後減少することが予測されます。
しかしながら、小規模校化の傾向が見られる学校も、今後、商業地などの土地利用の変化や、集合住宅の建て替え、住み替えにより児童生徒数が大きく増加に転じる可能性があります。
このため、現在、市内の小規模校における適正化に向けた方策として、通学区域の弾力的運用による小規模学校選択制度を導入していますが、小規模校が増えつつある現状から、学校規模適正化に向けた対策については、将来を見極めながら、慎重に進める必要性なども考慮し、学校の統合に限らず、学校や地域の現状や特色に合わせた検討を進めます。
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