安全で適切な部活動運営の指針（改訂版）

平成30年3月には、スポーツ庁が「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を策定し、6月には、千葉県教育庁教育振興部体育課が「安全で充実した運動部活動のためのガイドライン」を改訂し、さらに12月には、文化庁が「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を策定しました。

これを受けて、浦安市教育委員会としても、平成27年3月に策定した「安全で適切な部活動運営の指針」を改訂することとし、公立中学校の部活動（運動部・文化部）が生徒および教員にとって望ましい活動環境のもと、最適に実施されることを目指しています。また、小学校についても対象とし、児童の心身の発達程度にさらに配慮するものです。

特に活動時間および休養日の設定を見直し、「児童生徒のニーズを踏まえた環境の整備」、「適切な運営のための体制整備」、「合理的でかつ効率的・効果的な活動の推進のための取り組み」の項目を追加しました。

各学校においては、従前行われてきた指導方針や練習方法を見直し、部活動に対する意識を改革し、活動時間の在り方や休息の取り方など、多方面から検証し、この指針に基づいて運営されることが望まれます。教育委員会として、学校が速やかに改革に取り組み、部活動を持続可能なものにすることにより、浦安市の児童生徒が、生涯にわたって豊かな人生を実現する資質・能力を育むことを期待いたします。