始めましょう!「介護予防」
「介護予防」ってなあに?
介護を必要とする状態を未然に防いだり、今は介護が必要でもできるだけ体の機能を改善することを、介護予防といいます。健康で自立した生活を送るためには、元気なうちから介護予防に取り組むことが重要です。介護予防とは、要支援・要介護状態を防ぎ、一人ひとりが自立した日常生活を送り続けるために行うものです。
要介護になる理由としては、脳血管疾患、認知症、関節疾患、骨折・転倒によるものがほとんどを占めます。また、原因となる疾患がなくても、加齢に伴う筋力の低下により介護が必要になってしまうこともあります。
しかし、これらは日常生活のなかで「運動」「口腔機能改善」「社会参加」「低栄養の改善」を心がけることで予防ができます。
簡単フレイルチェックで自分の状態を知ろう!
フレイルとは、「虚弱」を意味する言葉で、加齢に伴い筋肉や心身の機能が低下した状態です。
そのまま放置すると、早い段階で要介護になる可能性があります。適度な運動や社会への参加によって対処することで、フレイルの進行を遅らせたり、健康な状態に戻したりすることができます。
フレイルの可能性があるかどうかチェックしてみましょう。
3つ以上当てはまったらフレイルの可能性があります
- 体重減少(6カ月で2キログラムから3キログラム以上体重が減った)
- 疲労感(ここ2週間わけもなく疲れた感じがする)
- 活動量の低下(運動していない、週に1回も外出していないなど)
- 歩行速度の低下(歩く速度が遅くなった)
- 筋力の低下(ペットボトルのキャップを簡単に開けられなくなった)
注記:日本版フレイル基準(J-CHS基準)の定義より改変
【運動】運動で元気な足腰に!
【口腔機能改善】お口を鍛えて予防!
【低栄養の改善】バランスの良い食事を心がけましょう!
【社会参加】社会参加の機会を増やしていきましょう!
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