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出会い系サイトのトラブル

ページ番号　K1000760　更新日　令和5年11月6日

相談事例

インターネットの無料占いサイトにニックネームと地域を入力したら、出会い系サイトに登録になった。

多数のメールが届き、その中に自分が関心を持っている芸能人の名前があった。メールなどのやりとりにはポイント（有料）が必要だが、最初に無料で3000ポイントもらえたので、利用してみようと思った。

その芸能人を名乗る人から、悩みがあり相談にのってほしいと言われたので、メールのやり取りを繰り返した。

ポイント代が高額になってきたためやめると伝えたところ、マネージャーを名乗る人からメールが届き、メール代はこちらで負担するので話し相手になって欲しいと言われ、続けることにした。

有名人なので他の人には話さないようにと言われていたが、ポイント代がさらに高額になってきたので友人に相談すると、サクラ（偽客）だと言われた。インターネット上にもそのような情報があった。

ポイント代はクレジットカードで購入し続けたが、返金してもらうことはできるのか。

高額なメール代で利益を得るのはサイト運営業者です。そして、運営業者の関係者が、嘘の情報を与えて高額なメール代を請求していることがあります。

ポイント代については返還請求ができると考えられます。ただし、代金を支払ってしまった後では、運営業者の連絡先が分からなくなったりして、被害の回復が難しくなります。

今回の場合は、クレジットカード会社が決済代行業者の連絡先を調べたりして、サイト運営業者と連絡を取ることができました。利用者同士のメールの内容については関与していないが、サービスに満足してもらえなかったということで、返金してもらえることになりました。

行政処分を受けた他の出会い系サイトでは、女性からのメールとされていたものが、実はサイト運営会社に勤務する男性によって書かれていたことが判明したものもあります。利用する際は十分に注意が必要です。

消費生活センター
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