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地域猫活動について

ページ番号 K1024309 更新日  令和5年12月28日


飼い主のいない猫(野良猫)の現状

全国の自治体で徐々に減少傾向にはありますが、いまだ約5万匹の猫が殺処分されています。その半分以上が、生まれて間もない子猫です。その子猫を産んだのは、捨てられた飼い猫あるいは不妊去勢手術をせずに外に出られる状態で飼われている猫です。子猫は、例え処分されずとも飢えて死んでしまったり、カラスに襲われたり、厳しい暑さや寒さ、感染症により次々と命を落としていきます。そのような過酷な状況の中、何とか生き残ったとしても糞尿や鳴き声、庭を荒らすなどの理由で近隣住民に嫌われてしまいます。

これらの猫を迷惑な存在として排除しようとしても問題は解決しません。飼い主のいない猫の問題を解決するには、これらを地域の問題として捉え、地域住民が協力しあって猫の習性や飼い方などを理解し、これらの猫を適正に飼養・管理していくことが肝要です。

市では、これらの解決の糸口として、飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施し、増えないようにしたうえで飼養・管理を行う取り組みを推進しています。

そこで、飼い主のいない猫に対する手術費用の助成を行い、飼い主のいない不幸な猫を減らすとともに、地域住民と猫とが共生できる社会の実現を目指します。

地域猫活動とは

地域猫活動とは、地域住民と行政が一体となって取り組む協働事業です。

「動物の愛護および管理に関する法律」の基本原則として、命ある動物をみだりに殺傷したり、苦しめることのないようにするだけでなく、人と動物が共生していけるように、動物の習性をよく知り、適正に取り扱うようにしなければならないとされています。

このことから、市では、その地域にお住まいの皆さんのご理解とご協力のもとに、「飼い主のいない猫」を適正に管理する「地域猫活動」を推進しています。併せて、地域住民は増えていく猫をどうすれば生命を奪うことなく減らせるのか、周辺の環境はどうすれば守れるかを先入観無く考えなければなりません。

このように飼い主のいない猫の問題を「猫の問題」としてではなく「地域の環境問題」として捉え、世話をする人と地域住民がお互いに協力して地域猫活動をすることで、飼い主のいない猫を減らし、環境問題の解決を図ります。

具体的行動

地域住民が主体となり、

地域猫活動における役割

地域猫活動を円滑に進めるためには、行政・ボランティア・地域住民がそれぞれの役割を理解し、行動することが必要です。

行政

普及啓発

地域猫活動の意義や方法を理解して協力を得るために広報・啓発活動を行います。

地域猫愛護員登録制度の運営

地域猫活動の目的や方法を説明し、登録を行います。また、定期的に会議を開き、目的の再確認、問題解決に向けた話し合いを行います。

捕獲機の貸し出し

不妊去勢手術の実施を目的として猫を捕獲する際に貸し出します。

不妊去勢手術費用の助成

不妊去勢手術費用の助成金手続き、地域猫の登録情報などを管理します。

地域からの要望への対応

相談、苦情を受け付け、必要に応じボランティアや関係機関との連携による対策を考えます。

ボランティア

地域住民と協力して以下の活動を行います。

地域猫活動に賛同される地域住民

ボランティアと協力して以下の活動を行います。

浦安市地域猫愛護員の登録

地域猫活動を円滑に進めるには、不妊去勢手術を受けさせるための捕獲、地域猫のトイレなどの管理など、知識・経験・技術が必要になります。これらを多くの住民に伝え、活動の輪を広げていくのが地域猫愛護員です。

登録

浦安市地域猫愛護員の登録

登録期間

登録日から次年度末まで(次回は2年更新)

登録要件

不妊去勢手術費用助成

地域猫活動を支援するために、飼い主のいない猫の不妊去勢手術費を助成します。

手術費用の助成対象

浦安市地域猫愛護員が、浦安市と契約した獣医師の医療機関で実施した、地域猫の手術費用

手術の実施機関

市の指定する動物病院

関連情報


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このページに関するお問い合わせ


環境衛生課
電話:047-351-1111
〒279-8501
千葉県浦安市猫実一丁目1番1号(市役所6階)


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