個人の能力などによって役割の分担を決めることが適当であるにもかかわらず、「男性は仕事、女性は家庭」や「男性は主要な業務、女性は補助的業務」などのように、性別を理由にして役割を固定的に分ける考え方をいいます。
日常の身近な場面で、「男性だから」「女性だから」などと無意識に考えていないか再確認してみましょう。
自分の経験や育った環境、社会属性によって、自分でも気づかないうちに持つようになった物事の見方や考え方のゆがみ・偏りのことを指します。これは、相手に対してだけではなく、自分自身に対してもあります。
「無意識の思い込み」は、普段の会話や日常生活に溢れていて、誰にでもあるものです。ただ、あることそのものが悪いわけではありません。
問題なのは、「決めつけ」たり「押し付け」たりすることで、自分と違う考え方を受け止められず、違うアイデアを生かすことができなかったり、気づかないうちに相手を傷つけたり、差別することに繋がり、一人一人の個性や能力を生かしてその人らしく生きることができなくなることです。
固定的な性別役割分担意識の解消にあたっては、性別による「無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)」に気づくことが重要です。「無意識の思い込み」を無くすことは難しいことです。しかし、自分自身の思い込みや偏見に気づき、正しい知識を身につけ、より多くの視点、より幅広い視野を持つことができるようになれば、より客観的で公平な判断ができるようになります。
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