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多様な性について知ろう

ページ番号 K1031987 更新日  令和4年11月29日


性の在り方(SOGI)は多様です

「自分の性別は何か」「どんな性別の相手が好きか」といった性の在り方は4つの要素で構成されており、誰もが持っている属性を表すものです。一般的に、性は「男性」「女性」に分けて捉えられがちですが、一人ひとりに個性があるように、性の在り方は多様です。例えば、「身体の性」と「心の性」が異なる人や、「好きになる相手の性」が異性でない人もいます。このような多様な性の在り方をまとめて「SOGI(ソジ・ソギ)」と表現されています。

性の構成要素

「SOGI」は性的指向・性自認の英語の頭文字をとったものです。最近では、性表現・身体的な性を含めて「SOGIE(ソジー)」または「SOGIESC(ソジエスク)」とも表現されます。

この中で性の在り方がマイノリティであることを「性的マイノリティ」と呼ぶこともあります。

LGBTとは

LGBTは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の4つの英語の頭文字を組み合わせた言葉で、性的マイノリティの総称として使われることもあります。LGBT以外にも、性自認や性的指向が明確でないまたは意図的に決めていない人(クエスチョニング)、男女どちらにも恋愛感情を抱かない人(アセクシャル)、自分の性を決められない・わからない人(Xジェンダー)など、さまざまな人がいます。LGBT以外にもさまざまな性の在り方があることを踏まえ、「LGBTQ+」や「LGBTQs」と表記されることもあります。

LGBT当事者はどのくらいいる?

株式会社LGBT総合研究所による最新の調査では、性的マイノリティの割合は約10%という結果が出ています。これは左利きの人(10%)、血液型AB型の人(9%)とほぼ同じ割合となっています。

注記:株式会社LGBT総合研究所「LGBT意識行動調査2019」全国20歳から69歳の個人42万8,036人、有効回答者が34万7,816人の調査結果

LGBTの方々が直面する生きづらさ

性的マイノリティの方々は、家族や周りの理解が得らないことから、だれにも相談できず苦しんでいることがあります。いじめや偏見、差別、ハラスメントなどに悩み、生きづらさを感じながら生活しており、こういった社会的要因から性的マイノリティの方の自殺リスクが高いということも、民間の調査で指摘されています。

注記:「わが国における都会の若者の自殺未遂経験割合とその関連要因に関する研究ー大阪の繁華街での街頭調査から」(2008年)

性(セクシュアリティ)にかかわる悩みごと

性別に違和感を持ったら、同性を好きになったら、セクシュアリティに関わるあなたの悩みや困りごと、気持ちなど、どんなことでも相談できます。

よりそいホットライン

電話:0120-279-338(24時間フリーダイヤル)
注記:携帯電話、公衆電話からもつながります

通話による聞き取りが難しい方は、ファクスでの相談にも応じています。
ファクス:0120-773-776

詳しくは、次のリンク先をご覧ください。

「カミングアウト」と「アウティング」

「カミングアウト」とは、自分の性的指向や性自認などを自ら他の人に明らかにすることです。「Coming out (Coming out of closet)」が語源で、社会の差別・偏見や周囲の無理解から自分のセクシュアリティを隠さざるを得ない状態のことを「クローゼット(押し入れ)に隠れている状態」とし比喩的に表現したものです。カミングアウトは、自分のセクシュアリティを受け入れ自分らしく生きていくための手段の一つである一方、カミングアウトすることでこれまでの人間関係を壊すのではといった不安があり、本人にとってはとても勇気の要ることです。カミングアウトするかどうかや、いつ、誰に、どのように伝えるかは、当事者本人が決めることであり、決して周囲の人が強要してはなりません。

「アウティング」とは、本人の同意なく第3者が性的指向や性自認などを暴露することです。アウティングはプライバシーの侵害に当たり、家庭や学校、職場などのコミュニティでいじめや偏見、差別、不当解雇などを受け、居場所を失うことにつながり、決してあってはなりません。たとえ善意のもとで行われたことでも、当事者が意図しないところで本人のセクシュアリティが知られてしまう場合もアウティングになるため注意が必要です。

性的マイノリティが抱えるさまざまな社会的困難

性的マイノリティであることで、当事者たちは現実にさまざまな社会的困難を抱えて、生きづらさを感じています。

性的マイノリティに対する偏見や差別的な表現の例

Ally(アライ)になろう!

Allyは、もともと「同盟」や「連盟」を意味するAllianceが語源で、多様な性的指向・性自認の人々を理解し支援していることを明確に示している人のことを指します。これまでは「自分自身はLGBTのいずれでもない」という人々が、自分のスタンスを表明するために使われてきた言葉ですが、現在ではLGBT当事者でも自分のスタンスをAllyと表現することがあります。Allyになることは、誰もが互いを尊重し多様性を認め合うことになり、Allyとして行動できる人が増えていくことが大切です。

Allyになるためのステップ

このページに関するお問い合わせ


多様性社会推進課
電話:047-351-1111
〒279-8501
千葉県浦安市猫実一丁目1番2号(文化会館2階)


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