蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症です。
ジカウイルス感染症・デング熱・チクングニア熱は、日本にも生息しているヒトスジシマ蚊が媒介となります。
令和3年には、成田国際空港の南部貨物地区で捕獲したコガタイエカから、複数回に渡り日本脳炎ウイルス遺伝子が検出されました。
日本脳炎ウイルスは国内に存在しており、ジカウイルス感染症・デング熱・チクングニア熱と同様に、ウイルスを持った蚊に刺されることで感染する蚊媒介感染症となります。
ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニにかまれることによって起こる感染症です。日本紅斑熱や、つつが虫病などが含まれます。
野外作業や農作業、レジャーなどで露出した肌を病原体を保有するダニがかむことで、かまれた人が病気を発症することがあります。
日本紅斑熱とつつが虫病は、例年千葉県内でも発生しています。
蚊媒介感染症を媒介するヒトスジシマ蚊は、植木鉢の受け皿や古タイヤ、ビニールシートなどの小さな水たまりで繁殖します。小さな水たまりも放置しないようにしましょう。
注記:蚊は下水溝や廃タイヤ・植木鉢の皿やバケツなどの人工的な水辺環境下でも産卵、増殖します
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